がんは遺伝するの?

「“がん”は遺伝する」と聞いて近親者に“がん”が多い人は、不安を持ってしまう事が当たり前と言えるでしょう。 また逆に「“がん”は遺伝しない」というような意見も最近では多く聞かれるようになりました。

「遺伝する」「遺伝しない」という、二つの矛盾した意見が“がん”に対しての考えを混乱させてしまっているのも現状のようです。

では、実際どちらの意見がどちらが正しいのでしょうか?

これはどちらも正しいと言えるのです。

というのも“がん”には、「遺伝するもの」と「遺伝しないもの」の両方があるためなのです。そこで、この二つの“がん”について個別に見てみましょう。

遺伝する“がん”

まず遺伝する“がん”ですが、これは“がん”全体の5%以下ほどであると言われています。

しかし、全体の5%以下なのだから気にしなくても良い、という事ではありません。

遺伝するものも少なからずあるため、「遺伝する“がん”」の因子を持っているということを予め知っておく事で、発病してしまった場合にも早く対処ができるのです。

では、どのような“がん”が遺伝するのでしょうか?

1)一般的な“ガン”の罹患年齢よりも早く“ガン”にかかった血縁者がいる。
2)罹患する割合が低い“ガン”にかかった血縁者がいる。
3)一人で多くの種類の“ガン”にかかった血縁者がいる。


このような場合には遺伝する“がん”の可能性もありますので、遺伝相談外来などに相談をして、詳しい検査を受ける事が望ましい対処法といえるででしょう。

遺伝しない“がん”

遺伝しない“がん”は“がん”全体の95%以上だと言われています。その為、殆どの“がん”が遺伝しない病期であると言えるでしょう。

しかし、実際には「肺がんの家系」や「胃がんの家系」など一般的に遺伝の要因が少ないものに対しても「遺伝する」と言うような風潮が広がっています。

これは、遺伝的な要因は少ないものの、生活習慣が似た家族間では同じ“がん”になりやすいという事から起因しているようです

では、遺伝しない“がん”が近親者に多い場合にはどのように対処すれば用のでしょうか?

これは生活環境などを変えるという対処法を行なえば、家系的に多い“がん”に対しての予防策になるのです。

“ガン”は生活習慣と密接に関わっている為、家族全体での対策が予防に繋がるのです。

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